
アジアの若者が元気ですね。
アジアには現在成長著しい国があります。文化、経済、政治など各方面から新しい動きが波状的に押し寄せ、若者に大きな刺激を与えているようです。これからの明るい未来を自分たちの手で作っているという実感があるのだと思います。例えば、隣国韓国では映画産業が高い経済利益を生み、若い才能を伸ばすシステムが国家プロジェクトになっているそうですが、最近は日本語を学ぶきっかけが、アニメや映画という学生が大勢います。中国でも地域によっては、芸術やIT、不動産業界などでその才能を発揮しています。
一方、日本の若者は元気がありませんね。
生まれたときから現在まで、ある程度の生活が保証されているのが日本の若者です。いつも消費ターゲットだったことから欲しい物が常に身近にあり、手に入れるために大きな努力が必要ということもありません。趣味が合う人と一緒に行動し、ひとりだけ目立つことを避ける傾向が強いとも言われています。韓国などの若者はおそらく、自分の国の近い未来を自分の手で変えられる可能性を実感しているのではないかと思います。一歩前に出ることをためらわず個性を発揮して新しいことにどんどん挑戦しています。
将来の社会への影響をどうお考えですか。
今後5年間の若者の生き方が、各国のあり方に大きく影響するはずです。しかしかつて日本でも時代の転機ごとに社会を良くしようと行動をおこした若者が現れています。今隣国の若者には自分たちの国を自立させようとするエネルギーがあり、それを私たちは眩しげに見ている。日本の若者にはぜひ等身大の彼らと交流し、今できることを感じてほしいと思います。その上でお互い学ぶべきことを謙虚に認め合い、国際社会を担う人材になってほしいと強く望みます。来る多文化共生社会に日本の若者だけが取り残されることが ないように。