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コンセプト

学院長からのメッセージ

多文化共生について考える

  1. はじめに
  2. 外国人学生たちと中・高校生の交流
  3. 世代を超えた日本語教育
  4. 地域社会と日本語教育
  5. 国際交流から共生へ
  6. 学習者のお国を知ること
  7. 映画「ラストサムライ」と日本人
  8. 衣食足りて、礼節はどこへ??
  9. 日本語学校の将来は「中庸」にあり
  1. 「知日家」を育てる日本語教師(1)
  2. 「知日家」を育てる日本語教師(2)
  3. アロハな気持ち
  4. 団塊ジュニアと同世代の外国人
  5. 日本を元気にする外国からの文化(1)
  6. 日本を元気にする外国からの文化(2)
  7. 日本語学校の社会的存在意義とは
  8. 災害と日本語学校の学生

13. 団塊ジュニアと同世代の外国人

アジアの若者が元気ですね。

アジアには現在成長著しい国があります。文化、経済、政治など各方面から新しい動きが波状的に押し寄せ、若者に大きな刺激を与えているようです。これからの明るい未来を自分たちの手で作っているという実感があるのだと思います。例えば、隣国韓国では映画産業が高い経済利益を生み、若い才能を伸ばすシステムが国家プロジェクトになっているそうですが、最近は日本語を学ぶきっかけが、アニメや映画という学生が大勢います。中国でも地域によっては、芸術やIT、不動産業界などでその才能を発揮しています。

一方、日本の若者は元気がありませんね。

生まれたときから現在まで、ある程度の生活が保証されているのが日本の若者です。いつも消費ターゲットだったことから欲しい物が常に身近にあり、手に入れるために大きな努力が必要ということもありません。趣味が合う人と一緒に行動し、ひとりだけ目立つことを避ける傾向が強いとも言われています。韓国などの若者はおそらく、自分の国の近い未来を自分の手で変えられる可能性を実感しているのではないかと思います。一歩前に出ることをためらわず個性を発揮して新しいことにどんどん挑戦しています。

将来の社会への影響をどうお考えですか。

今後5年間の若者の生き方が、各国のあり方に大きく影響するはずです。しかしかつて日本でも時代の転機ごとに社会を良くしようと行動をおこした若者が現れています。今隣国の若者には自分たちの国を自立させようとするエネルギーがあり、それを私たちは眩しげに見ている。日本の若者にはぜひ等身大の彼らと交流し、今できることを感じてほしいと思います。その上でお互い学ぶべきことを謙虚に認め合い、国際社会を担う人材になってほしいと強く望みます。来る多文化共生社会に日本の若者だけが取り残されることが ないように。

東京中央日本語学院では、日本語教師を目指す方に多国籍の外国人学生と交流してもらえるように環境を整えております。ぜひ一度ご来校ください。